丹波篠山の井関さんの田んぼにお邪魔しました

2018.07.03 Tuesday

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    JUGEMテーマ:健康

     

     

    丹波篠山市でアイガモ農法で30年以上お米作りをされている井関さんの田んぼにお邪魔しました。アイガモ農法を始められたのは井関さんのおじいさんからだそうで、お父さん、そして息子さん二人に引き継がれ親子孫3代であいがも農法による無農薬米作りを続けておられます。

     田んぼの面積を全部合わせると、甲子園球場3個分ほどになるのだそうで、この面積を現在はお父さんと二人の息子さんの3人で管理されています。途方もない広さですね。精米と袋詰めはお母さんがされているそうです。そもそも鴨を水田に放飼する農法は、わが国では約400年前安土・桃山時代に、豊臣秀吉によって推奨されたと言い伝えられています。秀吉としては、鴨が飛び立つことによって、敵の夜襲を知るという軍略的な意味もあったようです。実は大阪が発祥だったなんて驚きですね。

     アイガモ農法の特徴はといいますと .▲ぅモの旺盛な食欲により、抜群の除草効果がある ▲▲ぅモの雑食性により、水田内のウンカ類など害虫防除効果 アイガモは泳ぎながら、くちばしや足で水田の泥水を掻き回し、水田内に酸素を補給するとともに稲の株元をくちばしでよくつつくため、株張りがよくなる ぅ▲ぅモの排泄する糞尿は肥料にはやがわりする デ戚瑤鮖箸錣覆い燭瓠⊃綸勅辺の生物が生き返るなど、自然環境が復元・保全される μ鞠戚瑤念汰瓦癖討鮴源困掘⊂暖饉圓貌呂韻襪海箸できる 農家は、水田に通うことで、水田や稲の様子をよく観察するようになり、稲作技術の向上につながり、楽しく楽農ができる・・・などいいことがたくさんあります。デメリットは毎年ヒナを仕入れないといけないので、そのコストがかかる事とアイガモが逃げないよう、また外敵に襲われないよう、網で囲う必要があることです。

    アイガモ農法は捨てるものが全くありません。もみ殻やヌカは田んぼに戻し、くず米はアイガモたちの餌になります。この日も可愛いアイガモ達が元気に泳ぎ回っていました。泳ぎ回って田んぼの水が濁るので雑草が光合成が出来なくなるので、発生を抑制してくれるんだそうです。本当によく考えられた農法ですね。

     この可愛いアイガモを狙う天敵もたくさんいます。キツネ、タヌキ、イタチ、カラス、トンビ、野犬など。やはり時には食べられてしまう事もあるそうで、それぞれ食べ方が違うので何にやられたかすぐに分かるそうです。今年から電柵を二重にして、カラス対策にテグスを張って対策されていました。動物たちとの知恵比べ。アイガモ達を天敵から守るのはなかなか至難の業のようです。

    田んぼの見学の後は施設の案内をして頂きました。丹波篠山の圃場(ほじょう)は、太古は湖であったらしいです。耕地の耕土は深く、稲が育つために必要な栄養分が豊富に含まれています。玄米の乾燥は高温にならないようにじっくり時間をかけて乾燥させます。水分は15%前後に調整します。16%を超えるとカビが生えやすくなります。ただ水分量が低ければいいかというとそういうわけではなく、急激に乾燥すると、胴割れ米や砕米が増加して、品質や食味が低下するので、注意が必要です。 適度に乾燥させたお米は、その後籾すり機にかけます。十分に乾燥されていない籾を籾すりすると、割れたり、肌ずれが起きたりするので、注意します。籾すりが終わると、石抜き機に2度かけてお米に混ざっているかもしれない小石やくず米などを取り除きます。その後、玄米で色彩選別機にかけ、青米、茶米、乳白米、カメムシ斑点米等の被害粒を除去します。選り分けられた綺麗な玄米だけが計量され、30kgの袋に入れられます。

     収穫されたお米は低温倉庫で冬眠させ鮮度を保ちます。お米の最適保管環境は温度15℃、湿度75%前後です。意外に最適湿度が高いのに驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は過乾燥もお米の味を落とす原因のひとつです。お米は呼吸していますから、過乾燥な環境にあればお米も過乾燥になって味も落ちてきます。低温の中で、75%前後の湿度があれば、この含有水分の均衡が取れます。ご家庭でも、温度と湿度にちょっとだけ気を配れば、虫とご対面することなく、1年中美味しいお米を食べることができます。出来れば冷蔵庫の野菜室で保管してくださいね。間違っても水道下の収納庫などには絶対入れないで下さいね。

    今回はうちの小学校4年生になる次男も連れて行きました。止めてあったトラクターの運転席に座らせてもらって満足気です。もちろん座っただけで運転はしていません(笑)

     アイガモのひなは2ヶ月もすると大きくなって、稲と稲の間を泳げなくなります。ですからアイガモが活躍するのはわずか成鳥になるまでの2か月くらいなんですね。ちなみにアイガモのように田んぼの中で水をかき回したり、草を食べたりする生き物にはコイ、フナ、金魚、カブトエビなどがあります。

     大きくなったアイガモは田んぼから引き上げなければなりません。田んぼの遠くで泳いでいるアイガモをどうやって引き上げるかといいますと餌で誘うんですね。小屋の近くにある鉄の棒をひしゃくでカンカンと叩くと、餌をもらえると分かって遠くの方にいたアイガモもガァガァと全速力で泳いで来ます。次男はその様子が面白かったのか、夢中でカンカンと叩いてました。

     アイガモ農法で一番難しいのは、アイガモを田んぼに入れるタイミングだそうです。今年は見学希望者が例年より多かったので、早くタイミングでアイガモを入れた所、稲を踏んでまばらになってしまったそうです。また夏場の田んぼに柵を張る作業は大変な重労働だそうで、夏場は7kgも体重が減るそうです。それでも「農業人口を増やすために頑張ります」と力強くおっしゃっていました。

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